航海記30 台風に泣いた秋

立冬を過ぎた頃から順調に寒くなって来ましたね。夕刻の北西風が肌に刺さる様に感じます。今から師走、正月と心忙しい季節になりますが、手洗いやうがいをきちんとおこなって下さい。インフルエンザやかぜの一番の予防ですから。乾燥の対策もお忘れなく。

今年の10月は2週続けて台風が来ましたね。2つとも九州の南を通過したので、鳥栖には被害はありませんでしたが、海は大荒れでした。10月半ばから11月初めまで、海に行ける日はほとんどなかったと思います。私も絶好の釣りシーズンですので、週末ごとに予定を立てたものの全滅。11月に入ってからも休祝日はなぜか時化ていました。釣りに行けず、目の前にぶら下がったリンゴが取れない象のように落ち込み加減です。まさに台風に泣かされた秋でした。

釣り行かない休日はのんびり…しません。なんかもったいない感じがします。釣りに行けなくても日曜日は5時頃に目が覚めます。平日はギリギリまで寝ているのですが。きっと、体内に日曜日だけに作動する特殊な目覚まし時計があるのです。早朝から倉庫や釣り道具の片付けをします。片付けっていつまでもあるのが不思議ですね。7時頃には筑紫野のホームセンターに行きます。大好きな場所なんです。買い物は特別ありません。猫の餌やティッシュなどの消耗品を買うくらいです。その後はショッピングモールなんかのペットショップでネコやイヌを見せてもらいます。ペットショップのショーウィンドウはみんな笑顔だから居心地がいいです。お昼過ぎには帰宅して仕事や調べ物をしたり、猫と戯れます。そして、夕方になるとお酒を飲みながら次の釣りについて考えたり仕掛けを作ったりします。それなりに充実はしてますが、物足りない感じがします。雨天のために体育館で開催した運動会みたいな感じです。

さて、待ちに待った冬です。壱岐沖は黒マグロのシーズンです。12月にも予定を立てています。何度行けるかは天候次第です。釣れても釣れなくても来年の航海記で報告します。お楽しみに。

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