航海記27 旬の魚を求めて

梅雨本番。うっとうしい天候のために体調不調の方もいらっしゃるようです。気圧の変化、昼夜の気温差のために、体調だけでなく心まで不調にならないようにしましょう。エアコンも活躍する時期です。アレルギー対策にフィルター掃除を忘れずに行って下さい。

この時期になると魚たちも活発になります。私は釣って楽しく、食べて美味しい魚を釣ることをモットーにしています。今の旬はイサキ、鱚、イカなどですね。どれも美味しいですね。大きな魚ではないのですが、楽しく釣って美味しく頂いています。

6月の某土曜日にイサキとイカを求めて釣行しました。夕方から出発しました。夕まずめと言いますが、日が暮れる時は釣り人にとってチャンスタイムです。その時間に“フカセ釣り”という釣り方でイサキを狙いました。撒き餌を繰り返し、軽い仕掛けを潮に流していきます。仕掛けが潮に乗って流れていきますので、リールから糸がポツリポツリと出ていきます。魚が釣れたらリールから糸がピュルピュルピュルと勢いよく出ていって、当たりを知らせてくれます。この日は勢いよく出ることはなく、小さなサバばかり釣れました。所謂、エサ取りです。結局、この日はイサキを釣ることは出来ませんでした。

がっかりする間もなく夜のイカ釣りの準備を始めました。場所は佐世保の沖です。西の海面へ潜り込んでいくオレンジ色の太陽が薄雲と上空の暗闇に最後のヒカリを照らし、おぼろな灯になります。こちらもぼんやり眺めていると、気持ちが幾分癒されました。

しかし、夜のイカ釣りで大変なことが起こりました。続きは次号に。

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