航海記10 うどん県のはなし4
香川県で有名な観光地といえば、何といってもこんぴらさんですよね。正式には金刀比羅宮(ことひらぐう)といいます。奥社まで行くと階段が1368段もあります。参道には沢山のお土産屋さんや“うどん屋”さんがあります。ここの“うどん”もはずれなしです。とは言っても、2度ほどしか行ったことはありませんが…。大学入学して間もなくの研修旅行と3年前に家族旅行で行きました。この時に加齢による体力の衰えを痛感しました。18歳の時はさっさと登れたのですが、40過ぎの体力は……悲惨でした。
元々、こんぴらさんは海上交通の守り神として信仰されています。魚釣り好きにはぴったりな神さまです。宴会や飲み会でも四国の方々は、「こんぴら船々 追風(おいて)に帆かけて シュラシュシュシュ まわれば 四国は 讃州那珂の郡 象頭山 金毘羅大権現 一度まわれば」と踊りながら陽気に歌われます。大きな橋などなかった時代、島国では船は重要な交通手段ですから、信仰も厚かったのでしょうね。
他に有名な観光地は、源平合戦で有名な屋島ですね。崖を馬で下って奇襲に成功したと伝わっています。小高い丘か小さな山みたいな印象です。屋島は大学からも近くて何度も行ったことがあります。景色を楽しんだり、散歩したりです。いわゆるデートコースですね。ふもとには美味しい“うどん”もあります。
後は栗林公園、瀬戸大橋が思い浮かびます。栗林公園は殿様の“庭”って感じの綺麗なところです。周辺には美味しい“うどん”が沢山あります。瀬戸大橋は壮大です。車で行かれる際は、SAに寄られて下さい。オーシャンビューもいいですが、“うどん”も美味しいですよ。
て、どこ行っても“うどん”ですね(笑)。